心臓移植をしたマウスに様々な音楽・音を聴かせたところ、オペラを聴かせたマウスの生存期間が最も伸びた。
という実験です。
心臓移植をすると免疫の拒絶反応によって平均7日で死んでしまうらしいのですが、ヴェルディのオペラ「椿姫」を聴かせたところ、生存期間が平均で40日間にまで延びたらしいです。
これは、音楽が生き物の免疫系に良い効果をもたらした。ということみたいです。
心臓移植だけでなく、骨髄移植でも音楽療法の実験が行われました。
移植後の吐き気や痛みなどを抑える効果が有るらしく、やっぱり免疫系の拒絶反応に対して効果があるんじゃなかろうか?という感じでした。
なんか不思議な感じがします。音楽を聴くだけでそんな効果があるとは。
しかも一番効果があったのが「オペラ」ですからね。歌詞の内容がわからなくてもメロディーが良ければ効果があるってことなんでしょうか?
ちなみにこの研究ですが、2013年にイグノーベル賞を受賞したらしいです。
イグノーベル賞って「面白おかしい研究」に対して贈られるものだと思っていたので、ちょっと意外でした。
確かに変わった研究ではあるかもしれませんが、僕としてはすごく真面目な研究だと思ったので、僕の中のイグノーベル賞のイメージがだいぶ変わりました。
また興味を惹かれた研究があったら記事にします。
それでは。